1045 鋼丸棒材質 SAE 1045 SAE 1045 鋼

1045 鋼丸棒材質 SAE 1045 SAE 1045 鋼メーカー

SAE 1045 鋼は、米国自動車技術者協会 (SAE) の規格に基づく非合金中炭素グレードです。

SAE 1045 鋼は通常、非加熱または焼きならし状態で納品されます。焼きならし状態で納品されると、SAE 1045 鋼は優れた冷間および熱間加工性と平均強度を備えているため、機械製造に広く使用されています。

SAE 1045 鋼は、焼き入れおよび焼き戻し熱処理によって良好な機械的特性を得ることができます。QT 後、材料特性は大幅に改善され、さまざまな重要な構造部品の製造に使用できます。

鍛造丸棒 1.0503 C45 化学組成

SAE 1045 鉄鋼関連の規格および同等グレード

中国 |GB699:45#

ヨーロッパ |EN10083:C45/1.0503

日本 |JIS G4051：S45C

英国 |BS970:EN8/080M40

SAE 1045 鋼の熱処理

SAE 1045 スチールの焼きならし

正規化温度:830-880℃

保持時間：ワークのサイズと積載能力によって異なります。当社の経験によれば、SAE 1045 鋼のサイズが小さい場合、保持時間は短くなります。サイズが大きくなると対応する保持時間は長くなりますが、保持時間が長ければ長いほどノーマライズ効果が高いわけではありません。逆に、保持時間が長すぎると材料の粗大化や過剰燃焼が発生し、最終的に材料の特性に影響を及ぼします。

冷却方式：空冷。水ミストを噴霧することで急冷効果も得られます。ただし、あまりに急冷すると材料に亀裂が発生しやすくなりますので注意してください。

当社の経験によれば、焼きならしはSAE 1045鋼にとって重要な熱処理プロセスです。まず、汎用部品の場合、焼きならしは指定された特性を満たすためのSAE 1045鋼の最終熱処理プロセスとして使用できます。

第二に、SAE 1045 鋼の最終焼入れおよび焼戻し熱処理の前準備プロセスとして使用できます。その目的は、結晶粒を微細化し、組織を均質化し、最終熱処理に向けて組織を準備することです。

SAE 1045 鋼の正規化状態での機械的特性

SAE 1045 鋼のアニーリング

当社の経験によれば、SAE 1045 鋼の焼きなまし熱処理の目的は、通常、機械加工のために表面硬度を柔らかくすることです。

SAE 1045 鋼の焼きなまし温度は、一般に 820 ～ 840°C に制御されます。十分な保持時間の後、材料は炉内で室温まで冷却されます。材料の測定された表面硬度は、通常、200HBW より低く、これはその後の処理が非常に簡単です。

SAE 1045 鋼の焼き入れおよび焼き戻し(QT)

SAE 1045 鋼が交番荷重下で動作するコネクティング ロッド、ギア、ボルト、シャフトなどの重要な構造部品に適用される場合、SAE 1045 鋼の性能は熱処理を焼きならした後の要件を満たすことができません。このとき、焼き入れを考慮する必要があります。 SAE 1045 鋼の焼き戻し熱処理により、優れた総合的な機械的特性を実現できます。

急冷温度:820-840°C

急冷媒体: 水/油

焼入硬度:55-60HRC

焼き戻し温度：500～540℃

焼き戻し硬度: 28-32HRC

SAE 1045 鋼の焼き戻し温度と硬度

SAE 1045 鋼の焼き入れおよび焼き戻し状態での機械的特性

広達について 鍛造丸棒用

1045鋼丸棒

材質 SAE 1045

SAE 1045 スチール